グレーディングを行っている現場 <工場の1日>

ホープデンキでは数々の請負先、派遣先があります。

本日はその中の1つ

横浜市都筑区池辺町にある工場での1日をご紹介します。

こちらでは、スマートフォンなどの通信端末のランク付け(グレーディング)を行っています。

グレーディングは、カメラやスピーカーなどの各動作の機能テストに加え、 画面の変色や、端末のキズ、落ちない汚れなどに対しても評価をし、ランク付けを行います。

工場の1日のスケジュール

静電気で製品を破壊しないよう帯電防止の作業服に着替えます。

出社が早く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

現在は混雑を避けた時差通勤を行い、感染症対策をしているためです。

朝会では昨日までの作業の進捗率と、この先の作業計画について情報共有が行われます。

毎朝「体調不良の方はいませんか?」と聞いてくださる作業リーダーの優しさを嬉しく思います。

今日は500台のグレーディングを行います。

私の担当は“措置登録”です。

グレーディングを終えた端末を1台ずつ、

 “各機能テストが正しく行われたか” などの検査データの確認と、

機種、色、ランク毎に正しく梱包していくことが、私のお仕事です。

途中2回の10分休憩がありますが、1日を通してこの作業を続けていきます。

こちらの工場では昼食は基本的に持ち込みになりますが、

冷蔵庫や電子レンジ、給湯器まで使わせていただけるので、

食事のバリエーションが広がります。

措置登録の作業は、最後の作業工程になるので、

作業ミスが起こると発見が遅れやすく、

結果、お客様にご迷惑をおかけしてしまいます。

この工程では、作業ミスを限りなく減らすことが求められます。

私の経験では、作業ミスを減らすコツは “作業手順通りに一方通行で行うこと” です。

例えば、スマートフォンを上、右、下、左、と確認していくことが決まっていたら、

必ずその通りに確認することで、ミスが起きにくくなります。

ミスが起こりやすいのは「今度の端末は下から左、上…と見てみよう」と、

“手順が一定にならないこと” や、

「左みて、右見て、もう一回左見て…」など、行ったり来たりし、

“どこを作業しているのか迷子になること“ です。

もちろん、臨機応変に対応しなければいけない場面はありますが、

 “作業手順通りに一方通行で行うこと” は作業ミスが起きにくいと感じますし、

同時に作業リズムも生まれ、自然と効率もあがっていくのでオススメです。

通信端末は企業様からお預かりしている大切なものです。

作業後には、1日に動かした端末の現物の台数をすべて数え、数量管理を行います。

退勤前には道具や設備の片づけを行い、1日の作業は終わりです。


※ 上記はあくまで一例です。

年間を通じての繁忙期や勤務シフト、突発的な業務などにより、

勤務時間などこの限りではない場合もあります。