出向のマッチングサイトを始めます

皆さん、出向ってご存じです？

言葉は聞いたことがあるけれど、あまり馴染みがないと思います。

出向とは、簡単に言うと自社に在籍しながら、他社で働く制度です。

最近で言うと、大手航空会社が大手テーマパークなどに余剰人員を送り込んだことがニュースでありましたよね。

あれが出向です。

でも、大手企業同士であれば、人事部が企業を探して出向させる（出向を受け入れる）が出来るのですが、同じことを中小企業がやろうとすると、マッチングの部分でかなりハードルが高くなります。

そこで、当社で出向のマッチングサイトを作る事にしました。

どんな内容のサイトなのか？

どのようなサイトかと言うと、「出向を受け入れたい企業」が一覧で見れるサイトです。

出向社員を出したいと考える企業がサイトを見て、自社の社員が活躍できそうな出向受け入れ企業にオファーを出すとマッチングが成立するという流れです。

実際は、もう少し複雑な流れになるのですが、ざっくりとはこんな感じです。

出向の受け入れ、送り出しには両社にメリットが存在します。

まず、受け入れ先については安い人件費で、良い人材が雇えます。

給料の負担金額は契約内容によって異なるのですが、多くの場合50％ずつ負担する形です。

なので、出向を受け入れる企業は通常よりも安い金額で雇用できるようになります。

では、送り出し企業にメリットはあるのかと言うとあります。

一つ目は人件費の半額カットです。

仮に50％を負担して頂けると考えると、半額分の値段で雇用維持が出来ます。

需要が今後拡大するかもしれないと考えると、従業員を雇用し続けたいという企業も多いでしょう。

しかし、現状、仕事が無いのであれば、出向に出すことで普通よりも割安で雇用を続けられます。

また、社員のスキルアップにもつながります。

異業種でも同業種でも、社員にとっては大きな経験になります。

その経験を積むことで、戻ってきてもらった時にさらに大きな戦力となるでしょう。

出向期間については、それぞれの会社同士の話し合いで自由に決められます。

一般的にはいつでも引き戻せられるように1か月から3か月程度の短期契約をお勧めしております。

出向の契約に必要な契約書の作成などはマッチングサイト内で簡単に行えます。

難しい事は一切なく、必要なところを入力するだけで簡単に契約書が完成します。

書類作成が苦手な方でも安心です。

助成金でさらにお得に出向できます。

産業雇用安定助成金というものがあり、これを使うと1日あたり最大12000円の補助が出ます。

また、準備費用として10万円が支給され、それで教育を行う事も出来ます。

こちらを適用するためには、条件クリアする必要があります。

こちらの条件確認や書類作成のアドバイスもマッチングサイト内で行っています。

当社ではただいま出向を受け入れたい企業を募集中です。

掲載料は無料で、出向を出したい企業からのオファーを待つだけ。

出向を出したいという会社は、コロナ禍という事もあり、沢山ございます。

条件さえマッチすれば、すぐにオファーが来ます。

サイトオープンは5月の終わり頃を予定しております。

先行エントリーを受付中です！

ご不明点等がございましたら「y-takano@hope-dk.co.jp」までお願いします。