今年、開催が予定されていた東京オリンピックが中止になり、来年に持ち越された中で今年は、コロナ禍でも元気にしてくれる熱い戦いがありました。
コロナ禍でも今年も熱い戦いが繰り広げられていた。
夢の舞台の甲子園大会が中止になったが、地方大会が開催されて良かったと心から思いました。
高校野球は、野球人生の中で1番辛いけど、1番良い思いが出来る。
現在、メジャーリーグで活躍をしている菊池雄星投手が当時高校生の時に
言ったコメントで『腕が壊れても最後までマウンドにいたかった。人生最後の試合になっても良い』と言っていました。
プロ野球界に確実に入れる選手でも先を見ずに高校野球にかけていた思いが
わかるコメントでした。
毎年3月に開幕されるが、コロナの影響で6月に開幕され、11月25日に全日程が終了し、見事にソフトバンクホークスが4連覇を果たしました。
とにかく強かったソフトバンク…
一時は、2位ロッテとの差がなくなり面白い展開になっていたが、圧倒的な強さで気づけば14ゲーム差になっていました。
やはり、ソフトバンクかと。
セ・リーグの覇者読売ジャイアンツは、昨年ソフトバンクに日本シリーズで完敗してスタッフ陣を総入れ替えし、チームの雰囲気も良くなり、開幕から好調で今年は日本一奪還できるのではと思っていました。
あ、私は、幼い時からジャイアンツファンで今も応援をしているから残念でした…
本拠地の東京ドームが使えなく、京セラドームだったから負けたのかなと思っています。
今年の日本シリーズでの1番印象に残っているプレーが3戦目の6回裏ソフトバンクの攻撃時、2アウト満塁で代打長谷川選手!
初球を打ち、セカンドの横を抜ければタイムリーヒットの打球をジャイアンツ吉川選手が追いつき1塁へ送球!
長谷川選手も必死の思いでヘッドスライディング!
判定は、アウトとなりアウトにした吉川選手はガッツポーズし、アウトになった長谷川選手は、悔しさのあまり地面を叩いた。
このプレーは、熱い気持ちになりました。
熱いと言えば、東京ドームで行われた熱い戦いがもう一つ。
都市対抗野球とは、各都市で予選を行い勝ち上がったチームが東京ドームで行われる都市対抗野球の本選に出場できます。
予選も本選も待ったなしのトーナメント方式で負ければ終わりの1発勝負の戦いです。
大の大人たちが社会人日本一を目指して、予選から熱い戦いを繰り広げています。
高校野球では、甲子園。
社会人野球では、都市対抗。
甲子園と同じくらい盛り上がっています。
今大会は、前大会のベスト4の全チームが2回戦で負けてしまう波乱となりました。
そんな猛者のチームに勝ってベスト4に勝ち上がった4チーム。
南関東地区代表のHonda、東京地区代表のセガサミー、同じく東京地区代表のNTT東日本、近畿地区代表の日本新薬の4チームが、今大会のベスト4となりました。
Honda vs セガサミーは、接戦の末Hondaが勝利し決勝進出。
NTT東日本 vs 日本新薬は、こちらも接戦の末NTT東日本が勝利し決勝進出。
ちなみに4チーム中3チームに一緒に野球をやっていた選手がいます。
すごい選手たちです。
決勝 Honda vs NTT東日本
Hondaは、2度優勝していて、NTT東日本は、2度目優勝していて両チーム共に
3度目の優勝をかけた試合となりました。
1-1で迎えた5回裏のHondaの攻撃
ランナー1.2塁と勝ち越しのチャンスに3番井上選手
NTT東日本のピッチャーは、チェンジアップを武器に打者を打ち取ることが出来る沼田選手。
沼田選手は、学生時代に一緒に野球をやっていた仲間で当時からチェンジアップを武器にエースとしてチームを引っ張ていた存在です。
初球に投じたカーブをHonda井上選手がうまく打ち、高く上がった打球がライトスタンドに!!
これが決勝打となり、4-1でHondaがNTT東日本を下し、Hondaが11年ぶり3度目の優勝を果たしました。
試合が決まった瞬間、ホームランを打った井上選手がレフトの守備位置で泣き崩れチームメイトに連れられて整列しました。
大の大人がこんなに一生懸命プレーをしていて、熱い気持ちでプレーをしている姿はすごいです。
見ている人たちも熱い気持ちにしてくれます。
それが【都市対抗野球】です。
毎年、LIVE中継をしていますので是非見てみてください
最後に今後も注目してほしい選手をお伝えします。
NTT東日本 沼田 優雅 投手 ⇨チェンジアップを武器に準優勝投手
セガサミー 本間 諒 外野手 ⇨ムードメーカーで都市対抗の盛り上げ隊長
セガサミー 須田 凌平 捕手 ⇨天才的なキャッチングの扇の要
日本新薬 板倉 健人 内野手 ⇨どんな時でも全力プレーでチームを引っ張る
是非、機会があれば応援してください。