Excel 表計算処理技能認定試験 1級 に合格しました

こちらの試験はビジネス能力認定サーティファイが主催している資格のひとつです。

今回の記事はこちらの資格の体験談になります。

“リモートワークが主流になり始め、PCスキルの力をつけたい”

“Excelについて業務効率を上げたい”

とお考えの方の参考になれば幸いです。

サーティファイとは

公式HPはこちらです。
https://www.sikaku.gr.jp/

マイクロソフトオフィスだけでなく、illustratorやPhotoshopの資格もあります。

Excel表計算処理技能認定試験の概要

こちらをご参照ください。
https://www.sikaku.gr.jp/ns/el/introduction/range/

試験は、知識試験と実技試験にわかれ、それぞれ時間内に解答していきます。

知識試験

設問を選択式で解答をする形式になっています。

知識試験では、実際にExcelを操作することができません。
“この操作をすると、どのようになるのか?”
日頃の経験や想像力、知識が問われる試験で、実技より難しく感じました。

実技試験

ひとつのデータをまとめる作業です。
日頃求められる実践的な機能や工程を問題とされています。

① データを表にする
 関数や表示形式、条件式書式を用いて基本となるデータシートの作成
② 作った表を繰り返し使えるようにする
 作成したデータシートにマクロを組み込む(主に検索用とリセット)
③ データのまとめ
 ピボットテーブルの作成
④ データを可視化する
 グラフデータの作成(複合グラフやツリーマップなど)
⑤ データの分析
 ソルバーやデータテーブル機能を用いたデータの分析

完成例が想像しやすいので、比較的答えやすい問題だと思います。

勉強方法

まずは、公式HPでサンプル問題が公開されています。
こちらでご自身の実力と相談して、受験する級を選択されると良いと思います。

公式HPでは試験問題集も販売されています。

問題集はPCを使って実際の試験形式のソフトをDLできるので、本番に近い形で練習ができますので、オススメです。
※ 問題集を書店で購入することは、ほぼできないと思います。

MOSとサーティファイの比較

試験を受ける上で、自分が学べる知識の他に、難易度や知名度なども考慮されると思います。

MOSスペシャリスト(以下MOS SP)とMOSエキスパート(以下MOS EX)を合格した経験からの比較をご紹介致します。

知名度

MOS SP & MOS EX >サーティファイ1級
やはりMOSは国際資格ということもあり、知名度が高いという強みがあります。

受験料

社会人としての受験料比較(2021年4月現在)として
サーティファイ1級: 8100円
MOS EX    :12980円

サーティファイの方がリーズナブルといえます。
しかし、サーティファイは問題集が書店では、ほぼ販売されていませんので、
試験を始めるきっかけはつかみにくいかもしれません。
MOSは対策書籍が本屋で多くありますので、比較的手を出しやすく感じられると思います。

合格発表

MOS:即日発表
サーティファイ:約1ヵ月後
すぐに合格結果を知りたい、結果を伝え現場に入りたい、とお考えの方はMOSがオススメです。
また、MOSではWEBで合格証明証や成績書を閲覧、印刷することができるのでオススメです。

試験難易度

サーティファイ1級>MOS EX >MOS SP
MOSでは広い範囲を浅く、多くの機能や関数を知ってもらうような構成でしたが、
サーティファイ1級では、機能のひとつひとつを深掘りしていると感じました。

MOSの魅力は、知名度とソフトの機能を幅広く操作できるスキルの高さだと思います。
サーティファイの魅力は、成果物作成型試験という、現場に近い試験を行うことで得ることのできる、即戦力としての実力だと思います。

試験を終えて

今回、サーティファイのExcel表計算処理技能認定試験1級に合格しました。

合格証と成績書はミシン目で区切られていて、一緒になっています。
また、1級の合格者にはハイライセンスシールが配布されます。
保有スキルを証明するため、社員証や名刺に貼って活用できます。

サーティファイは、とても実践的な資格ですので、知識を磨くだけでなく、現場での力を発揮しやすいオススメの資格でした。

B’zとコーラが好きな志庵でした。

著書 Day to Day ~コロナ禍に集った100人の作家の物語~資格取得 MOS:Excel2016 エキスパート 合格しました資格取得 MOS:Excel2016 スペシャリスト合格しました