FOUPパージユニットを製造している現場 <工場の1日>

ホープデンキでは数々の請負先、派遣先があります。

本日はその中の1つ

川崎市幸区南加瀬にある工場での1日をご紹介します。

こちらでは、FOUPパージユニットの製造を行っています。

FOUPパージユニットとは、

要約した説明になりますが、半導体の保管や搬送で使われる装置です。

機能として、主に空気中の雰囲気を酸素から窒素に置き換えることで、

製品の酸化などを防ぐ役割があり、品質影響の対策として使用されています。

工場の1日のスケジュール

作業は空気中のごみや細菌の数、温度・湿度・室圧を管理された

クリーンルームで行います。

この部屋で作業するために、全身を覆う防塵服に着替えます。

朝会では生産計画の共有と、作業者毎に作業指示が出されます。

午前中は組立作業を行います。

私は今までの派遣先で組立作業をしたことがほとんどありませんでした。

そのような方でも、作業リーダーや先輩方は丁寧に指導してくださいます。

また、作業の合間に声をかけていただき、進捗や出来を確認してくださるので、

安心して作業に取り組むことができました。

皆が声をかけあうことや、必要な時に作業をフォローするなど、

チームワークの良さを強く感じる現場です。

こちらの工場では昼食は基本的に持ち込みになりますが、

近くにコンビニやスーパー、飲食店もあり外出される方もいらっしゃいます。

検査工程で測定された検査データを報告書用としてExcelでデータ化します。

製造現場で、パソコンスキルは必須というわけではありませんが、

例えば “Excelがある程度使用できる” となれば、

お仕事の機会もいただけることがあるので、派遣先で活躍の場を増やすことができます。

クリーンルーム内では、特に空気中のゴミに気を使います。

対策として、退勤前に部品にシートをかけ、ほこりよけをすることや、

クリーンルーム内の清掃を行い、1日の作業が終わりです。


※ 上記はあくまで一例です。

年間を通じての繁忙期や勤務シフト、突発的な業務などにより、

勤務時間などこの限りではない場合もあります。